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2015/06/27

水曜4限概論発表

初めまして。一回生の菊石です。今回の概論では、神社の成立について発表しました。

はじめに
 私たち日本人は新年になると神社にお参りに訪れ、何か自分自身に困難が訪れた時に神頼みを行うことがあると思う。しかし、神といっても天津神や土地神、人神など八百万の神が存在する。そして、神様によって交通安全や学業成就など願うお願いごともさまざまである。今回は、神社の成り立ちや古代日本の神様について述べいこうと思う。ここでは主に、古代の神社について発表を行う。

古代日本の神々の特徴
・ 日本は一神教ではないため、あらゆるもの(物体や生物)に神霊が宿っていると考えられ多様な神格が存在する。
・ 神は、平常は人里にはまない。
 →神が住むのは山の奥や海の彼方、水平線の彼方など人が住まない遠方の清浄な世界。
・ 神の住む遠方の聖地と、年に何度か神を迎える村里の祭り場を往復する。
・ 神は目には見えないものである。
 →神像彫刻などは作られず、偶像崇拝もなかった。

神社成立以前の崇拝対象
・ 山や海中の島といった人里から距(へだた)った神聖な場所と思われたところ。
・ 岩とか樹木などの自然物。
・ 鏡や剣のような、神聖な物体。
・ 特に変わった動物。
・ (特定の人)
これらは形そのものが神と考えられてきたが、神の概念の発展とともに神の使者と考えられるようになった。

神社の成立
米作りの文化と共に成長し、古墳時代の終わりごろ(6・7世紀頃)に神社の基盤ができたと考えられる。この時代にできた神社は渡来人の影響が大きく、日本で最も数が多いといわれている八幡神社、稲荷神社も元来は新羅系の秦氏が祀った神であった。

神社が成立する条件
・ 一定の祭り場と祭祀対象
・ 祭る人の組織
・ 祭りのための建造物の成立
しかし、最初は常設の神社ではなく仮の祭り場を祭事のたびに作り神を迎えていたと考えられている。その祭り場が神を迎えるための構造物になりそれが立派になると共に常設化したと考えられる。祭り場が神社への発展を決定づけるもう一つの要因は、常設の神社ができたことにより神事を専業にする人が現れたことである。

神々の序列
 平安時代に、政治的な階級化がはっきりと分けられ「名神」と「神格」の制度ができた。
天皇の守り神としての伊勢神宮を頂点として、日本中の神々をすべて部下として服従させる目的があったのではないかと考えられている。
・ 名神
     明神大社とそのほかの大社、地方の小社、全くの無格社と区分された。
     神祇官で行われる明神祭でお祭りされるのが明神社であり、これが最高の待遇となっている。
・ 神階
     神々に階級を与えること。神々も支配の対象と考えられていた。
     ただし、天照大神を祭神としている伊勢神宮などには、位階は贈られなかった。

神社のカテゴリー
神社は、いくつかのカテゴリーに分類することができる。
・ 神宮
現在「神宮」は伊勢神宮の正式名称である。しかし、社号として神宮が附される神社と区別するために伊勢神宮と便宜上呼ばれる。
記紀では石上神宮や出雲大神宮などの少数例しか神宮または大神宮が附されていない。神名帳では鹿島神宮と香取神宮のみである。
・ 大社
    大社を社号として用いている神社に、現在住吉大社や伏見稲荷大社など
    が知られているがその多くは明治以降に改称されたものである。
    大社は文字通り「大きな社」を意味し、規模だけではなく官幣大社や国幣大社といった社格の大きさも表している。
・ 二十二社
平安時代の中頃から京を中心にして朝廷から格別な崇拝を受け、国家の重大事項などにおいて幣帛に預かった一群の神社。
室町時代の中頃まで二十二社への奉幣は行われた。
・ 氏神と産土(うぶすな)神社弊
氏族の祖先神や守護神を氏神という。氏としてのつながりが希薄になってからは、地域に祭られている神を氏神と呼んでいる。
自分が生まれた土地の神で、生まれながらに守護してくれる神を産土神という。

まとめ
  神社が成立するためには祀る対象だけではなく場所や組織が必要である。
それらは、現代の神社にも色濃く引き継がれている。また古代の日本では神す
らも支配の対象と考えて政治的に利用しようとしていた。

終わりに
 今回初めて神社の成立などについて調べたが、知らないことが多くて調べてい
てとても興味深いことが多かった。今回は、神全体を扱ったため内容が薄いもの
となってしまった。次回以降は特定の神などに注目して一歩踏み込んで調べるよ
うに気を付けたい。

参考文献
「新編 神社の古代史」 岡田精司 学生社
「日本の神社」 井上順子 東京美術
「神社の起源と古代朝鮮」 岡谷公二 平凡社
「神になった人びと」 小松和彦 知恵の森文庫 


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